コース概要
東六甲縦走路
宝塚から六甲最高峰へ至る、東六甲の長い稜線を行く縦走路です。
塩尾寺から石宝殿の近くで県道に出るまで、比較的緩やかに高度を上げる林の中の道は、ゆったりとした山歩きを楽しむことができます。
阪急宝塚駅から宝来橋を渡り、塩尾寺に向かう坂を登ります。
塩尾寺までは舗装路ですが、一気に高度を上げるので、かなり急な坂が続きます。

塩尾寺からは、いよいよハイキング道に入ります。
まずは、岩信仰の磐座が名前の由来と言われる岩倉山。
縦走路の南側にある岩倉反射板からは、甲山とその周辺の市街地、その向こうに大阪湾を望めます。
岩倉山反射板と書かれた道標が目に入れば、少し寄り道してみるのも良いでしょう。

ゆずり葉台への下り口を過ぎれば、道は譲葉連山の北側を通ります。

岩原山は、宝塚の最高峰。山頂からの眺望はありませんが、宝塚市で一番高い場所に立ちたい方は寄ってみても良いでしょう。

しばらく進み、坂を下れば、大谷乗越。
ここで、自動車の通る県道82号(棚越新道)を渡ります。

少し急な坂を登ると、やがて舗装路に出ます。
ここは大平山。舗装路は電波塔の管理道です。
しばらく舗装路を歩き、六甲全山縦走路の道標で、ハイキング道に戻ります。

細かいアップダウンを繰り返すと船坂峠。
船坂の集落へ下る清水谷道の道標があります。

少し急な坂を登ると水無山。
さらに、もうひと踏んばりすると、カーブ№113の場所で県道16号に出ます。
県道を歩き、石宝殿の鳥居前から鉢巻山トンネルを抜ければ、六甲最高峰はもうすぐです。

東六甲の山域は、六甲最高峰付近から西の神戸市の山域とは異なり、道標があまり整備されていません。
周辺には、迷いやすい道が多く、危険な場所もありますので、この山域に不案内な方は、東六甲縦走路を外れない方が無難です。
【参考ルート】
阪急宝塚駅から東六甲縦走路で六甲最高峰
Map
阪急宝塚駅~塩尾寺~大谷乗越~船坂峠~水無山~最高峰
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