コース概要
炭ヶ谷道
神戸電鉄谷上駅と花山駅の中ほどから石楠花山の北側に通じる谷筋の道です。
両駅から六甲山牧場や穂高湖を目指すのに利用できます。
有馬街道(新道)の下を川筋とともにくぐる道を行くと、右手に住宅地を見ながら細いセメント道を登り始めます。
ほどなく林の中の道になりますが、その先の高速道路の下で舗装路を横切り、一旦、山歩きの気分から引き戻されます。
高速道路の下をくぐると、いよいよ山道らしい空気が増してきます。
海に面した南側の斜面と違い、北側の斜面は日あたりが悪いせいか、特に谷筋はジメッとした感じがあります。
それもあってか、植物の種類は北側斜面の方が多いように思います。

堰堤のある谷筋を左手に見ながら進むと、やがて細い谷筋を跨ぎます。
ここから坂は急になり、谷筋から少し離れます。
途中、炭窯跡があり説明板も備えられています。
かつて六甲山は薪を採ったり草を刈る生活の山でした。
この炭窯もそんな山を利用した生活の跡なのでしょう。
ちなみに、明治時代に神戸港から見る六甲山は、緑が採り尽されたせいかハゲ山だったと言われています。

細い溝のような谷筋を登るようになると坂も終盤。
まむし谷、双子山、烏帽子岩の文字がある道標が出てくると登り坂は終わりです。
少し先の林道を左に下れば西六甲ドライブウェイ、右に登れば石楠花山です。
石楠花山には展望台があり摩耶山や高雄山、再度山が眺望できます。
【参考ルート】
谷上駅から炭ヶ谷道で石楠花山
Map
谷上駅~炭ヶ谷道~石楠花山
谷上駅から炭ヶ谷道とシェール道で穂高湖
Map
谷上駅~炭ヶ谷道~かわうそ池~マムシ谷道~シェール道~穂高湖
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