コース概要
ロックガーデン(中央稜)
風化した花崗岩が創りだした独特な景観の中を、高座の滝から風吹岩に登る尾根道です。
周辺はロックガーデンと呼ばれ、大正末期からRCC(ロック・クライミング・クラブ)の人々が登山技術を磨き、近代登山発祥の地と言われています。
眺望の良さと、ちょっとしたクライミング気分を味わえるので、子供から年配の方まで、多くの人に人気のあるコースです。
阪急芦屋川駅から住宅地を抜け、緑の中に入ると、一気に空気感が変わります。
高座川に沿って歩くと、やがて、滝の茶屋や大谷茶屋の奥に高座の滝。
ここから始まる山道に備えて、一息入れるのも良いでしょう。

高座の滝から少し登ると、芦屋地獄谷との分岐。
右手の中央稜の方に進むと、岩場を歩く登り坂の始まりです。
ひとしきり登って振り返ると、芦屋の街と大阪湾の景色が広がります。

しばらくは、ちょっとしたクライミング気分の岩場が続きます。
ここは子供達の遠足にもよく利用されますが、子供達にとっては、ちょっとした冒険登山かも知れません。

やがて道は林の中で高度を上げます。
少し坂が緩やかになると、坦々とした道で風吹岩に向かいます。
途中、南側に開けた場所では、ピラーロックなど、ロックガーデンならではの景色を見ることができます。

風吹岩は、多くの人で賑わう眺望ポイントです。
岩の上に登ると、東に大阪湾を望みます。空気が澄んで見通しがきく日には金剛山も見られます。
西には須磨の山と海、その向こうに淡路島。
山の方に目をやると、西には六甲山上の稜線、東には荒地山が望めます。

中央稜は、風吹岩で魚屋道と合流します。
風吹岩から魚屋道で、六甲最高峰や有馬温泉へ向かうルートは人気があり、いつも賑わっています。
また、子供連れの場合など、風吹岩を目的地として登ってこられた方は、魚屋道を下り方向に歩き、甲南山手や岡本へ下るのも良いでしょう。
【参考ルート】
阪急芦屋川駅から風吹岩
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阪急芦屋川駅~高座の滝~風吹岩
阪急芦屋川駅から風吹岩を経て阪急岡本駅
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阪急芦屋川駅~高座の滝~風吹岩~金鳥山~保久良神社~阪急岡本駅
阪急芦屋川駅から六甲最高峰を経て有馬温泉
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阪急芦屋川駅~高座の滝~風吹岩~雨ヶ峠~最高峰~有馬温泉
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